八王子甲州街道沿いの不動産売買の専門店

お問い合わせ
会社概要
リノベーション

新築にこだわる人こそリノベーション!? そのメリットに迫る

「新築の物件は良いけれど、価格が高すぎる! 」そう見聞きしたり、あるいは実際に感じたりしている人も多いのではないでしょうか?

事実、例えば、株式会社飯田産業の建売住宅の価格の推移を見てみると、コロナ禍の前と比べておよそ1千万円以上も価格が上昇しています。

「新築にこだわる人こそリノベーション」とはどういうこと? と思われるかもしれません。

ところが、冷静に考えてもらうと、価格が高いというジレンマを解消する有効な手段こそが、中古物件のリノベーションなのです。

今回はマンションを中心に、中古物件を購入しリノベーションを行うメリットをご紹介します。

リノベーション最大のメリット:自分の好きな内装にできる

リノベーションとは、既存の住まい全体を一新する、大規模な工事を指します。

建物を骨組みだけの状態にすることで、水回りの配管移動や間取りの変更まで行えます。

さらに、壁を補修し耐震性・耐久性を上げる、住まいの性能を新築状態より高める、そして、好きな素材・パーツを選びデザイン性の高いテイストにすることが可能です。

このように、建売り住宅以上にグレードの高い内装にできる点や、好み・ライフスタイルに合わせて自在にアレンジできるのです。

こういった点は、新築を希望する人には、かえってメリットであり、夢があると言えるのではないでしょうか?

デメリット:外装や共有部分は選べない

中古マンションでのデメリットですが、リノベーションを行えるのは、基本的に専有部=室内のみとなり、外壁など外装へは行えません。

また、玄関ドアを含む共有部分も対象外となるため、ドアが劣化していても受け入れる必要があります。

共用部分の修繕は、マンションの管理組合が、住民から集める修繕積立金を使い、必要に応じて数年に一度実施しています。

中古マンションの購入を検討する際、仲介する管理会社を通じて、マンション管理に係る重要事項調査報告書を開示してもらうことが可能です。

この報告書には大規模修繕計画の概要や、修繕積立金の総額が書かれています。

これにより、マンションの修繕積立金の滞納が少なく修繕費の貯蓄があるか、大規模修繕計画がしっかり計画されているかなどを購入前に調べることで、外観や共有部分の景観が保たれるかどうかがある程度判断できます。

購入を検討しているマンションに関しては、資産状況をはじめとした管理組合の活動状況を事前に確認することが必要です。

デメリットもある中古マンションですが、メリットは他にもたくさんあります。

自分たちが望む好きな内装にできるのが、中古マンションをリノベーションして購入する最大の楽しさですが、メリットはそれだけではありません。

1.住宅ローンも、新築と同じような金利で借りられる

中古マンションを買う場合、住宅ローンを組めるかどうか心配な人もいるかもしれません。

しかし、中古の物件であっても、新築購入時と同じような手続き・金利で住宅ローンを組むことが可能です。

ただし、住宅ローンの返済期間は35年が一般的ですが、中古マンションの場合、25年や15年に制限されるケースも一部あるので注意が必要です。

実は、全期間固定型住宅ローンの代名詞のような存在と言える、選択肢のひとつである「フラット35」も、中古住宅の購入で利用できます。

フラット35には、中古のマンションや戸建てを買ってリフォームをする人のための、【フラット35】リノベ、という商品があるのです。

一定の条件を満たすリフォームを実施する場合に、通常よりも借入金利を引き下げてもらえる、うれしいメリットが付いた商品です。

こちらの活用を検討してみると良いでしょう。

2.ロケーションの良い物件が多く、選択肢が増える

とくに首都圏のターミナル駅の周辺は、すでにほとんど土地が残っておらず、新築マンションの建築は非常に困難となっています。

一方、リノベーションの対象になる古いマンションは、街ができたころに建てられたものです。

当時は、まだ土地の買収が容易であったという理由から、街の中心にあり立地条件が良い物件も多くあります。

そのため、中古マンション物件の場合は、駅から近い、学校やスーパーといった施設が充実しているなど、ロケーションの良い物件が、予算内で手に入る可能性がグンと高まります。

3.価値が下がりにくく、賃貸や転売もしやすい

「中古マンションは資産価値が低い・下がってしまうのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうとは言えません。

マンションの資産価値は築10年で20〜25%ほど低下し、20年経つと下落が穏やかになります。

そして、築年数が25年を超えたあたりから価値の下落はほとんどなくなり、価格が横ばいで維持されるのです。

したがって、築年数が経過したマンションはかえって値下がりしづらく、転売を考えるときも有利になります。

また、先ほどお伝えしたように、交通利便性・生活利便性が高いなどの立地条件の良い物件が多いので、これらは賃貸に出しても借り手がつきやすいです。

まとめ

以上、新築にこだわる人にこそ実はおすすめしたい、中古物件のリノベーションについてご紹介しました。

マンションで考えた場合、新築購入に比べておよそ1千万円ほど安く、新築以上の好きな間取りが手に入る可能性もあります。

新築に比べて中古の方が物件の選択肢も多く、また、価値も下がりにくいため、賃貸に出したり再売却したりといった可能性もあります。

何かとお得感がある、中古物件のフルリノベーションをぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか!

関連記事

PAGE TOP